[自己資金がタンス預金等の場合]

[自己資金への説明]

日本政策金融公庫の融資のポイントの一つに、“自己資金をどうやってためてきたのか?”、がございます。

 一般的に、サラリーマンやOLの方でしたら、それまでの勤務先からの源泉徴収票ないし給与明細などが入手しやすいので、これにて比較的説明はしやすくなります。

しかし、これらが入手不能の場合などタンス預金などのケースでは、これらの説明をすることはできませんので、一般の方々に比べてかなり不利となってしまう点はご理解くださいませ。(この場合、当方とお客さまとで協議検討しなんらかの工夫・対応策をこらす必要性がでてまいります。次段(↓)をご参照。)


[タンス預金等の場合]

《当方の個人的見解》→日本政策金融公庫がなにをみているのかについてですが、個人的見解ですが、結局お申し込みされた方の経営センスをみていると思います。

日本政策金融公庫からしてみれば、融資した資金が返済可能なのかどうか?がやはり最終的な判断のポイントとなります。

つまり、その方が“本当にビジネスを回転させることができる方なのかどうか?”をみているのであり、それは究極的には“お客さまを集客できるのかどうか?”を意味するものあります。

すなわち、集客ノウハウを融資担当者に明確に説明することができる方は、ほぼ融資がおりる可能性は高いと認識しています。

したがって、自己資金がタンス預金である方など資料的には弱いと思われる方であっても、この部分が強い方については十分に逆転可能かと思われます。

逆にこれが明確に示せない方は融資を獲得するのはかなり困難かと存じます。

というより、ほとんどの方が明確なノウハウをお持ちでない、ように思われます。(ことに経営に初めてチャレンジされる方々にとっては、このことが顕著になります。)

当方ではこの部分が重要だと考え、お客さのプラン等をお聞きしたうえで、この部分のアドバイス等もさせていただいております。